松井秀に“同期生”脱帽「マツイはすごい打者だ」

[ 2009年8月30日 14:55 ]

 【ヤンキース10-0Wソックス】内角球をさばく鋭いスイングが際立っていた。今季自己最多の10試合連続先発出場したヤンキースの松井秀が2安打。4試合ぶりの適時打も放った。

 ホワイトソックスの先発は、松井秀と同時期にヤンキースに入団した右腕コントレラス。四回の好機に1球目の内角速球をはじき返すと打球は勢いよく一塁線を抜けた。
 厳しいコースに対応し「追い込まれていなかった分、強く打てた」。打たれた“同期生”は「マツイはすごい打者だ。序盤は幸運にも抑えられたが、最後は二塁打された」と脱帽した。
 六回には救援右腕の内角のカットボールを中前打。「詰まっていたが、ある程度振り切れているからヒットになる。状態はずっといい」と自信を深めた様子だった。
 ヤンキース打線は集中打で10点を奪い大勝。打率を2割7分台に戻した松井秀は「一気にビッグイニングをつくるのがいいときの形。いいところが出た」とチームの勢いを感じていた。(共同)

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2009年8月30日のニュース