巨人追いかけるのはうち!中日あっさり燕料理 (1/2ページ)

[ 2009年8月15日 06:00 ]

<中・ヤ>ナゴヤドームの天井まで伸ばされたポール

 【中日12-1ヤクルト】何もかもが追い風となった。中日が苦手のヤクルトをあっさりと、そしてしっかりと片づけた。

 流れの良さを象徴するような一発が飛び出したのが6回だ。ナゴヤドームの両翼ポールは、落合監督の要望でこの日から地上41メートルと異例の長さに延長された。そのポールを巻くように左翼席へ飛び込んだ和田の24号ソロ。これまでの長さなら、ポールの上を通過してファウルと判定されかねない一打に「打った時はファウルと思ったけど、ビデオで確認したら入っていた。あのポールがなければファウルと言われていたかも。タイミングが良かったですね」と和田はにんまりだ。誤審を防ぐため、従来の地上18メートルのものに天井からつり下げた23メートルのポールを接続。落合監督は「両サイドのポールの意味を分かってくれればそれでいい。何であれを長くしたのかを」とだけ言い残し、さっそうと会見場を後にした。
 打線は16安打12点と爆発。3安打4打点で打点トップに躍り出た森野は「巨人を追いかけるのはうち。ここで負けられないという気持ちだった」。強竜が上昇気流に乗っている。
 ▼土山三塁塁審(和田の本塁打の判定に)自信を持って判定しました。あのポールのおかげです。あれがなければ難しかった。

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2009年8月15日のニュース