福留、3ランにも“その後”を反省

[ 2009年8月15日 09:05 ]

パイレーツ戦の1回、3ランを放ち塁を回るカブス・福留(手前)と、喜ぶファン

 【カブス17-2パイレーツ】カブスの福留にとってこの試合、最初の一振りだった。一回1死一、二塁、じっくりと球を見きわめカウント1―3。「カウントが有利だったし、甘い球だけ待った」と内寄りの速球を右翼席上段へ打ち込んだ。

 この10号3ランで、2けた本塁打はプロ入り以来11年連続となった。中日時代に30本塁打以上を記録したこともある福留は「なぜかホームランだけは(2けた)打っていた」と淡々。「ホームランにこだわりはない。逆にもっとしっかり打っていればと思うぐらい」と付け加えた。
 それよりも三回以降の3打席で凡退したことを反省。「気持ちを切らさないようにしようと思ったけど、もったいなかった」。チームが連敗を5で止めたことについても「大事なのはあした」と気を引き締めていた。(共同)

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2009年8月15日のニュース