岸 パには負けなし16連勝!髪も伸びた

[ 2009年8月9日 06:00 ]

<西・ソ>力投する西武先発・岸孝之

 【西武12-3ソフトバンク】負けない。7回を4安打1失点。11勝目を挙げた岸は「意識してます。負けようと思って投げる投手はいないんで」と、珍しく強気に言い放った。意識している、のは対パ・リーグ相手の連勝記録。今季の1敗は交流戦の広島戦で喫したもので、これで昨年7月5日楽天戦(西武ドーム)から同一リーグでは破竹の16連勝となった。

 直球が、そして果敢な投球がよみがえった。初回、松中への初球は143キロを計測。その後も140キロ超えを連発した。試合前に「3年目で疲れもあるのか、140キロも出ないし…。真っすぐが“へたってる”よね」と漏らしたのは渡辺監督。大量援護で腕も振れ、その直球を右打者の内角にぐいぐいと投げ込んだ。

 「今までもインコースへ突っ込まないといけなかったのに、逆球を投げて打たれていた。反省を生かせた」と岸。小久保、多村ら右打者4人を計11打数1安打。MVPに輝いた昨年の日本シリーズをほうふつとさせる内容に、指揮官も「基本になる真っすぐに力があった。右打者の内角にもきっちり放れていたし、久しぶりに岸本来の投球だった」と喜んだ。

 チームきってのイケメンの帽子からはみ出す長い後ろ髪。対パの連勝がストップするまで切るつもりはないという。「(6回の)本塁打と余計な四球があったけど、それがなければ100点に近かった」。1人で「貯金10」を稼ぐ右腕が、チームの連覇の夢をつなげる。

 ≪おかわり君93戦93打点≫西武の中村が5回、無死二塁からバックスクリーンにダメ押しの34号2ラン。5試合ぶりの一発に「打てて良かったなと思っております。恐縮です」。打点もこれで93となり、再びチームの試合数と同数に。「後半戦に入って、1度(打点数が)試合数を上回ったことがあったかなあ…」と“おとぼけ”の中村だったが「調子はぼちぼちいいですよ」と笑顔で球場を後にした。

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