“ナックル姫”吉田えりが休養「急だったので…」

[ 2009年7月30日 13:19 ]

体調不良などで休養することになった野球の関西独立リーグ、神戸の吉田えり投手

 男子選手に交じってプレーする初の女性プロ野球選手として注目された野球の関西独立リーグ、神戸の吉田えり投手(17)は30日、体調不良などを理由に当分の間、休養すると明らかにした。

 実家のある横浜市に向かう途中のJR新大阪駅で取材に応じ「29日から胃が痛くて…。精神的なことだと思う」と説明。前日の29日に元阪神の中田良弘監督が突如、解任されたが「急だったので、気持ちの面で受け入れられなかった」そうで、強い衝撃を受けたことも理由に挙げた。
 休養することは既に村上真一監督代行に報告。休養期間は未定ながら「野球は続ける。なるべく早く戻って来たい」とも話した。
 同リーグはことしからスタートし、ナックルボールが武器の吉田投手は3月の開幕戦に登板し、1四球、1三振。その後は右肩痛に悩まされ、4試合、計2イニングの投球にとどまっている。7月18日から後期に入っているが、6月28日を最後に登板機会がなかった。

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2009年7月30日のニュース