“マジック”呼んだ!館山セ界のトップ11勝

[ 2009年7月23日 06:00 ]

<神・ヤ>リーグ単独トップの11勝目をマークしたヤクルト・館山昌平

 【ヤクルト5―0阪神】崩れそうで崩れない。それもエースの側面だ。ヤクルトの館山が11安打を浴びながらも、05年7月30日、同じ甲子園の阪神戦以来となる4年ぶりの完封勝利で、リーグ単独トップの11勝目を挙げた。

 「球数は何球になってもいいから抑えようと…」。6回までは毎回の9安打を浴び、3者凡退で終えたのはわずか2イニングだけ。荒木投手コーチが「ボール自体は普通より悪いくらいだった」と評した投球でも完封できたのは、ここ一番で低めを徹底できたからだった。走者を背負ってからは低めでゴロを打たせて5回までに3併殺。27アウトのうち、16個のアウトを内野ゴロで奪った。勝負どころでは失投しないのが今季の館山の強みだ。
 24日の球宴第1戦(札幌ドーム)での登板を心待ちにしている。球宴仕様の特注グラブを手に「ファンの人のために普段通りの投球をしたい」と5月22日の日本ハム戦(同)で本塁打を浴びた稲葉へ“ガチンコ勝負”での雪辱を誓っている。
 チームは館山の快投で前回リーグ優勝した01年以来8年ぶりの2ケタ貯金で前半戦を終えると同時に、クライマックスシリーズ(CS)進出へのマジックナンバー「52」を点灯させた。7月下旬からは8週連続で毎週末、巨人か中日との対戦が待ち受ける。2強を相手にマウンドに立ち続けるのが、後半戦の館山の宿命であり役目だ。

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