福知山成美　９回追い付いた延長制した！

　【京都・福知山成美１０―５北嵯峨】１年生部員の暴力行為が７月上旬に発覚し、２、３年生の１７人で出場の中、苦しみながらも初戦の２回戦を突破した。主力三塁手だった１年生を欠いたこともあり、５失策と守備が乱れ、終盤まで北嵯峨にリードを許した。それでも９回１死から１点差を追いついて延長に持ち込み、１０回に５点を奪って振り切った。田所監督は「ああいうことがあって、とにかく試合でいいところを見せようと思っていた」とホッとした表情だった。