ボカン!ドカン!デントナが大爆発

[ 2009年7月17日 20:04 ]

2回、ヤクルト無死、デントナが右越えに先制本塁打を放つ

 【ヤクルト5―2広島】ヤクルトはデントナの2発が効いた。2回の先制ソロに続き、5回にも16号2ラン。4月7日以来の4安打をマークした4番打者は「勝利のきっかけになって良かった」と控えめに喜んだ。

 2回は広島・前田健の外角球をうまく右翼ポール際へ運んだ。「自分本来の打撃ができた」と胸を張った一発で先制。淡口打撃コーチが「強引に打たなくなった」と評価するように、以前と比べてボールの見極めが確実に進歩している。
 3―2と追い上げられた直後の5回、今度はバックスクリーンの下へ特大の2ラン。ど真ん中の甘いボールを完ぺきにとらえた。一時は2割2分台まで落ちた打率も再び上昇カーブを描き、7月の13試合中、無安打は2試合だけ。
 「体の切れが良くなって、調子が上がる」と自信を持つデントナの季節は、これからが本番だ。

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2009年7月17日のニュース