どっちが勝った!?テンボス藤田VSロッテ小野

[ 2009年7月17日 19:26 ]

トータルテンボス藤田憲右は“まさかのワンバウンド”始球式

 国内最大規模のお笑いフェス「LIVE STAND 09」は18日、幕張メッセで開幕する。吉本興業所属のトータルテンボスら6組の芸人が17日、会場近くの千葉マリンスタジアムで行われたプロ野球、ロッテ-ソフトバンク戦に登場し、前夜祭として大々的にイベントをPRした。

 自慢のアフロヘアをグリーンカラーに染めたトータルテンボスの藤田憲右(33)は始球式で、ロッテの小野晋吾投手(34)と17年ぶりに“真剣勝負”。「アウトローにビシッとブチ込みたい」と意気込んで臨んだが、まさかのワンバウンド。捕手のミットも及ばなかった。「空振りしたら僕もアフロヘアにします」と公約した小野も「えっ!?」という反応を見せながらあえて空振り。大人の対応を見せた小野の“完勝”だった。

 始球式で対戦した2人は高校生だった17年前に対戦。静岡・小山1年の藤田は、御殿場西1年の小野と練習試合で投げ合った。結果は、5回降雨コールドで2-2のドローに終わっていた。

 右肩を痛めている藤田は、登板に備えてリハビリや針治療を行い回復に努め、草野球で感覚を取り戻す気合の入れようだったが、全盛時には及ばない状態。相方・大村朋宏(34)から「チェンジアップだった」と言われ、「やっちまった」としきりに反省した。それでも「球筋はまだまだ生きてる。次はノーバンでホームに届かせたい」と充実した表情。「いつかルミネの舞台に立ってほしい」と小野を自身の“ホームグラウンド”へ招待するなどトークは“絶口調”だった

 この日は、トータルテンボスのほか、リットン調査団・藤原光博、博多華丸大吉、バンクブーブー、レギュラー、ふくろとじの6組の芸人が登場。「LIVE STAND 09」前夜祭として、試合前にスタジアム正面でお笑いライブを開いたり、試合中に花火を打ち上げるなどして盛り上げた。始球式ではいいところがなかった藤田も「いろんな意味でハンパねえ始球式だった。あす(18日)からもハンパねえステージにします!」と最後は満足した笑顔でPRした。

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2009年7月17日のニュース