デントナも「チョーキモチイイ!」サヨナラ打

[ 2009年6月21日 06:00 ]

<ヤ・西>お立ち台でつば九郎にヘルメットをかぶせられ、笑顔を見せるヒーローのデントナ

 【ヤクルト5―4西武】ヤクルトが2試合連続の延長サヨナラ勝ちだ。延長10回、1死満塁のチャンスで4番・デントナが直球に反応。打球は三遊間を抜け、来日初のサヨナラ打となった。お立ち台では「チョーキモチイイ!」と笑い、18日のロッテ戦(神宮)でサヨナラ打を放ったガイエルの決めぜりふに倣った。

 4番の期待を背負って今季から新加入した。一時は打率・222まで低迷したが、日本の投手の攻め方を徐々に理解して復調。この日は4月17日の広島戦(神宮)以来の1試合2発を放った。3点差に引き離された8回は11号同点3ランで“4番の仕事”を果たした。
 チームは今季2度目の6連勝で、交流戦のセ・リーグ1位に王手。「きょう(20日)、日本の野球に順応できた気がするよ」。仲間から水とヤクルト製品「ミルージュ」をかけられたヒーローは笑顔を取り戻した。

 ▼ヤクルト・ユウキ(5回2失点も勝敗つかず)いつも立ち上がりに点を取られ、いつも早い回で代わっている。リリーフ陣を含めみんなに申し訳ない。
 ▼ヤクルト・淡口打撃コーチ デントナの2本目の本塁打は完ぺき。今は下から打ちにいっていないし、もっと率が上がってほしい打者。

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2009年6月21日のニュース