松井秀 代打で右前打に「いい仕事できた」

[ 2009年6月21日 11:15 ]

マーリンズ戦の8回、代打で出場し右前打を放つヤンキース・松井秀

 米大リーグ、マーリンズ―ヤンキースは20日、マイアミで行われ、ヤンキースの松井秀喜外野手は8回に代打で出場、右前打を放った。代走を送られ交代。打率は2割5分3厘。チームは1―2で敗れた。

 松井秀が代打の仕事をきっちりこなした。1―2の8回、先頭で代打。カウント0―2から、中継ぎ右腕ヌネスの真ん中外寄りの速球を鋭く右前打。チャンスをつくり、ベンチの期待に応えた。
 チームは拙攻で、この好機を生かせずに敗れたものの、松井秀は「ほぼ真ん中の甘い直球をしっかり打てた。先頭打者で塁に出たわけだから個人的にはいい仕事ができた」。前日の四球に続き、同じ8回先頭打者で出塁した。
 代打はいつ来るか分からない出番に備え、1打席で好結果を求められる。難しさはあるが、松井秀は「打席に入ってしまえば一緒。指名打者と大きな差はない」という。今季の代打は、10打席で3安打3四球で出塁率は6割と高い。
 ナ・リーグがホームで指名打者制がない交流戦はあと7試合。打撃の調子の維持についても「ずっと続いたら影響が出てくるかもしれないが、影響はない」と話した。(共同)

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2009年6月21日のニュース