佑&巨初共演 連覇目指すぞ

[ 2009年6月21日 08:54 ]

 第37回日米大学野球選手権(7月12日開幕、神宮ほか)の日本代表選考合宿が20日、早大・斎藤佑樹投手(3年)、亜大・東浜巨(なお)投手(1年)ら代表候補50選手が参加して神奈川・平塚でスタートした。

 初日は紅白戦が行われ、斎藤は7回から紅組の4番手で登板。5月30日、早慶1回戦以来の実戦登板とあって2回を3安打2四死球4失点。直球の最速も142キロと、いまひとつの内容だった。それでも日本代表・榎本監督(近大)は「結果は全然気にしません。本番では強いものを持っていると信じています。マウンドで生きた目をしていたし心配ない」と本番では先発起用を示唆。07年に1年生として史上初の米国での優勝に貢献するなど、国際舞台の経験豊富な斎藤に期待を寄せた。
 一方、今春東都大学リーグを沸かせたスーパー1年生、東浜は21日の紅白戦で登板予定。斎藤との初コラボとなったこの日の練習では、先輩にリードされながらメニューを消化した。合宿は22日まで行われ、同日に代表22選手が発表される。斎藤、東浜ともメンバー選出は確実。“佑&巨”コンビで連覇を目指す。

 <東海大・菅野 147キロ存在感>今春リーグ戦で最優秀投手に輝いた巨人・原監督のおい、東海大・菅野が斎藤の後を受けて9回から登板。出場10投手中最速の147キロをマークするなど1回を1安打1失点。今回の合宿は来年の第5回世界大学野球選手権を見越して、投手陣は21人中3年生以下16人の若い構成。存在感抜群の2年生右腕に榎本監督も「短いイニングなら通用する。後ろで起用するつもり」と初代表入りを示唆していた。

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2009年6月21日のニュース