福留5号先制弾!カブスの連敗「8」で止めた

[ 2009年5月27日 09:49 ]

パイレーツ戦の1回、右越えに本塁打を放つカブス・福留

 米大リーグ、カブスの福留孝介外野手は26日、シカゴでのパイレーツ戦に「3番・中堅」で先発出場、1回の第1打席で右越えに先制本塁打を放った。第2打席は二ゴロ、第3打席は四球だった。試合は6回途中、降雨のためコールドゲームが宣告され、カブスが6―1で勝ち、連敗を8で止めた。

 4月26日以来となる今季5号ソロは、打った瞬間に入ったと分かる豪快な一発。不調のチームを活気付けた。
 チームの前日までの8連敗中、出場7試合で無安打の日が4度もあった。連敗脱出の方策を、福留は自分に言い聞かせるように「それぞれがやるべきことをしっかりやること」だと言い続けた。
 文字通りの有言実行で、地道な努力を結果につなげている。キャンプから始まった早出特打ちは今でも日課の一つ。全体練習開始の数時間前から、室内練習場には快音が響き渡っている。「自分で確認したいこととか、やりたいことができるから」。打率3割をキープしている好調な打撃は、豊富な練習と確固たる自信に裏打ちされている。(共同)

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2009年5月27日のニュース