突如目覚めた虎打線!12安打で7得点

[ 2009年5月14日 20:46 ]

広島に快勝し喜ぶ阪神ナイン

 【阪神7-1広島】虎が突如、目覚めた。2試合連続で1点止まりだった阪神打線が一回の新井の先制打を口火に12安打で7得点。「初回に点を取れたのが大きい。点を取るとそういう流れになってくる」。真弓監督の口ぶりも満足げだ。

 8回まで無失点投球を続けたエース安藤を後押しするように打線が畳み掛けた。1回に2死一、三塁で、新井が右前打でスコアボードに「1」を刻むと、2回にもセーフティーバントで出塁した平野が赤星の犠飛で生還した。

 3回、5回にも2点ずつを加えて大勢を決めた。今季初の3安打と大暴れした桜井は「試合前にも、打線が爆発して勝とうと言っていた」と誇らしげだった。
 広島戦を勝ち越して借金は2。投打のかみ合った白星をこの後も勢いにつなげられるか。真弓監督は「何とか弾みをつけないといけない」と交流戦前の最後のカードとなるヤクルト戦をにらんだ。

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2009年5月14日のニュース