長嶋さんご機嫌　巨人が「抜けている」

＜巨・中＞ゲーム終了をベンチで迎えた小笠原道大（左）とラミレスは、肩を組み勝利のナインを出迎えに向かう

　【巨人１０－４中日】巨人の長嶋終身名誉監督が、ネット裏の球団ブースで観戦。１０点を奪っての快勝に「（対戦が）２回りしたところだが、ジャイアンツが戦力的にちょっと抜けている。戦いながら（調子が落ちてきた時の）準備をしていけばいい」とコメント。滝鼻オーナーとともに観戦した渡辺球団会長は「まだ分からんよ」と言いながら、ご機嫌な様子だった。

　≪ラミレス　今季４度目猛打賞≫巨人のラミレスは一発こそなかったが、今季４度目の猛打賞をマークした。初回に中越え二塁打を放つと、４回１死一、三塁から右前タイムリー。８回にも高めの球を中前に運んだ。「１、２番がよくやってくれた。（４回は）逆方向へ打ち返そうと考えていた」と狙い通りの一打に納得の表情だった。