風船に穴…ドジャース　ラミ問題と同時に止まる

　【ドジャース９－１１ナショナルズ】ドジャースのラミレスを欠いての注目の一戦は、救援陣が崩れて６―０から逆転負け。既に大リーグ新記録の開幕からのホーム連勝は１３でストップした。スキャンダルと同時に快進撃が止まり、トーリ監督は「誰かが風船に穴を開けた感じだ」と評した。その上で「彼は処分を受け入れ、責任を取った。彼を援護するし、支えるためにできることは何でもする」と話した。また、左脇腹痛で故障者リスト入りしている黒田は「チームにとって痛い。僕も早く治してチームの力になりたい」と言葉少なだった。

　≪各界に波紋…オニール「ラミレスそりゃないぜ」≫ラミレスの薬物違反は球界以外にも波紋を広げた。ホワイトハウスのギブス大統領報道官はオバマ大統領に報告は入っていないとした上で「すべてのスポーツファンを失望させた。薬物使用は大リーグの恥」とコメント。また、ＮＢＡで今季ＭＶＰを獲得したキャバリアーズのジェームズは「試合を愛するならしてはいけないこと」と話し、サンズのオニールは「ラミレス、そりゃないぜ！！」と落胆の声を上げた。