ダル恩師率いる九州国際大付が九州王者に

[ 2009年4月24日 06:00 ]

 高校野球の春季九州大会(第124回九州大会)最終日は23日、沖縄県の北谷公園野球場で決勝を行い、九州国際大付(福岡)が興南(沖縄)に延長10回、2―1でサヨナラ勝ちし、初優勝を果たした。福岡勢の大会制覇は昨春の福岡工以来。

 九州国際大付は9回に同点に追いつくと、延長10回1死満塁から槇本の中犠飛でサヨナラ勝ちし、初の九州王者に輝いた。東北時代にダルビッシュ(現日本ハム)らを育て、05年8月に就任した若生監督は「みんないい顔をしてる」と笑顔。初戦でセンバツ優勝の清峰にコールド勝ちし、決勝ではセンバツで1試合19三振を記録した興南のエース島袋を攻略した。甲子園は前身の八幡大付時代の82年夏を最後に遠ざかっている。4回からリリーフしたエース納富は「最終目標は甲子園」と力強く言った。

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2009年4月24日のニュース