ソフトB 自慢の投手陣にほころび

[ 2009年4月24日 22:23 ]

 【ソフトバンク2-3楽天】継投機が勝敗を分けた。ソフトバンクは7回を終えて2―1とリードしていたが、投手リレーが決まらず逆転負けした。

 和田は7回2死から山崎武にソロ、続く中村紀にも中前打を打たれていた。球数は120球に迫っていたが、八回も続投した。「中継ぎの連中がだいぶ(登板数が)いってた。あの回までは、というのはあった」と秋山監督。だが、頼みの和田は踏ん張れなかった。

 左腕は1死二塁から同点打を浴び、二死後、右の藤井が代打で登場したところで降板。ベンチは右腕水田を投入するが、左の代打の代打草野に勝ち越し打を許した。秋山監督は「右投手であの場面で投げられるのは、水田しかいなかった」と苦しい事情を明かした。

 完投は開幕戦だけ。救援陣は登板過多で、信頼の厚い摂津も4試合連続登板だった前夜にサヨナラ本塁打を打たれていた。チーム防御率リーグ1位の投手陣に、ほころびが出始めた。

続きを表示

2009年4月24日のニュース