内川が先制2号ソロ、三浦、完封逃すも2勝目

[ 2009年4月24日 20:15 ]

2勝目を挙げ、大矢監督(左)と握手する横浜・三浦

 【横浜-ヤクルト】横浜は1回、内川が先制の2号ソロ。二死走者なしで、真ん中に入ってきた一場の変化球を左翼スタンドにたたき込んだ。

 「最近は好機があっても点が取れない試合が続いていたので、初回から攻めまくろうと思っていた」と内川。ここ2試合、復帰の村田は7打数無安打で、チームも連敗と重苦しい空気が漂っていただけに、大きな一発だった。

 9回には代打大西が2点適時打を放った。

 横浜の三浦が2勝目を挙げた。三浦は完封目前の9回2死から2四球を出し降板。エースは、試合が終わると「最後までいけなくて申し訳ないけど、勝てたのはうれしい」と照れた表情を浮かべた。

 前回の登板で1回に3失点したように、立ち上がりが課題だった。この日は、登場する前に内川が先制弾で援護。「あのおかげで大胆に攻めていけた」と感謝した右腕。「球速表示より切れがあった」と自賛した直球とスライダー、カーブなどの変化球を低めに集め「文句のつけようのない」(大矢監督)内容だった。

 初めて組んだ細山田とは「イニング間も話をしていた」という。「グラウンドでは1年目もベテランも関係ない」と言いつつ、新人捕手を“リード”した35歳。「チームの連敗が止まって良かった。先を考えず、一戦一戦を大事にしていく」と最下位に沈むチームの巻き返しを誓った。

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2009年4月24日のニュース