中日が逆転勝ち!巨人を止めた

[ 2009年4月24日 18:07 ]

8回中日無死、代打立浪が右中間に同点ソロを放つ。投手豊田

 【中日3-2巨人】落合監督に喜びの表情はなかったが、中日が6連勝中の巨人にしぶとく競り勝った。

 先発の山井は1回の内野安打1本による1失点で7回まで踏ん張った。山井を援護できずにいた打線は1点を追う8回、ベテランの一振りで流れを変えた。代打立浪が豊田の直球を右中間スタンドにはじき返し、試合を振り出しに戻した。

 1―1の延長10回には1死一、三塁から、ここまで安打のなかった森野の三塁打で2点を勝ち越した。岩瀬はその裏、阿部にソロは許したものの、何とか逃げ切った。

 森野が「3連敗中の巨人には負けられない。何としても走者をかえしたかった」と言えば、王貞治らに並ぶプロ1年目からの22年連続本塁打を記録した立浪は「一発で仕留められて良かった」と胸を張った。

 ただ、落合監督は「見せる野球じゃない。10回の互いの攻撃なんか、草野球でもない」と終盤にミスが目立った展開に不満顔。ライバルの連勝を止め、かぶとの緒も締められたとあれば、価値のある勝利と言えるだろう。

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2009年4月24日のニュース