延々と続いた…ヤクルトの攻撃

[ 2009年4月9日 23:34 ]

【ヤクルト10―7中日】ヤクルトは開幕から5試合不動だった先発野手を、初めて入れ替えた。足の状態が思わしくないため、打率4割2分9厘と打ちまくっていたデントナを外してガイエルを4番に上げ、5番に飯原を入れた。多少メンバーが変わっても、好調な打線は途切れなかった。

 1回にいきなり3点のリードを許しても慌てない。1、2回とも3連打を浅尾に浴びせて追いつくと、5回だった。先頭の川島慶から6者連続の長短打。打者11人の攻撃で6点を奪った。「層が厚くなったということ」と高田監督。ヤクルトの攻撃が延々と続いた。
 中でも光ったのは今季初先発出場の飯原。1回に左翼の守備でボールを見失い、結果的に失点を招いた借りをバットで返した。猛攻の5回は適時二塁打を放ち、計3安打。主軸として飛躍を期待されながら、オープン戦で結果が出ず「悔しい思いをしていた」と言う。コーチからは準備の大切さを説かれ、毎日、早出特打で技術を磨いた。日々の努力が実った形だ。
 これで3試合連続の2けた安打で、開幕から2カード連続の勝ち越し。この勢いはしばらく止まりそうにない。

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2009年4月9日のニュース