ウッチー行くところ…世界一枕が“お伴”

[ 2009年4月2日 06:00 ]

横浜練習でフリー打撃を行う内川聖一

 横浜の内川聖一内野手(26)が“世界一枕”を手に、開幕戦の中日戦(ナゴヤドーム)に向け敵地・名古屋に出陣した。

 「昨秋にもらってWBCにも持って行きました。今回も持って行きますよ。今年は求められているものも違うと思うので、体調をしっかり整えたいですから」。持参するのはイタリア・マニフレックス社製の高反発枕だ。多孔エアホール構造により収縮性、柔軟性に優れ、頭から肩にかけてのカーブをしっかり支えてくれるのが特長。これまでは遠征先ではホテルの枕をそのまま使用するなど無頓着だったが、今季はシーズンを通して遠征先に持参するという。
 また、この日は故郷の大分県から、WBCでの活躍と昨季リーグ首位打者、最高出塁率、最多安打の打撃部門3タイトル獲得などの功績が認められ、県民栄誉賞に相当する「大分県賞詞」の受賞が決まった。「こんな賞をもらってしまっていいのか、と思うが世界一の戦力として認めてもらえた証。また頑張ろうと思う」と開幕を前にした勲章に新たに闘志も高まった様子だ。
 開幕戦では4番・左翼での出場が確実。昨季は阪神に開幕3連敗を喫しただけに、縁起の良い“世界一枕”で、快眠快打といきたいところだ。

 ≪村田に故郷から感謝状≫横浜・村田にもWBC優勝が評価されて故郷の福岡県から感謝状が贈呈されることになった。現在は右太腿裏の肉離れからの早期復帰に向けてリハビリ中だが、大矢監督は「トレーナーが良いと言うまでは使わない。この時期は(治ったと)錯覚を起こす。無理せず、焦らないでやってほしい」と慎重だった。

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2009年4月2日のニュース