メンチ ランチ特打で15本のサク越え

[ 2009年2月6日 06:00 ]

特打で豪快なバッティングを披露するメンチ

 阪神のメンチが、第2クール初日に来日初となる屋外での打撃練習。ランチ特打で55スイング中15本のサク越えでメジャー89発の実力をファンにも見せつけた。本塁打はすべて左翼方向。次々とフェンスを越えていく打球にも本人は「サク越えはマスコミが楽しんでくれればいい。自分は自分のトレーニングをするから」とさらり。前夜はスタッフとの打ち合わせ通り、初球を豪快に空振りして周囲を笑わせる余裕も見せた。真弓監督は「行けそうなら行かそうと思っているよ」と11日、ダルビッシュが先発する日本ハムとの練習試合での起用を示唆。

 一方で開幕戦の相手となるヤクルトの伊東編成部課長は「ステップもくせがないし、コンパクトで素直なバッティング。継続的に見ていかないといけない」と警戒を強めていた。

 ≪久保田が右肩関節炎≫今季から先発に転向する阪神の久保田が沖縄県内の病院で張りを訴えていた右肩の検査を受け右肩関節炎と診断された。早ければ6日にも2軍キャンプ地の高知・安芸に移る。常川チーフトレーナーは「第1クールから右肩に強い張りを訴えていた」と説明。真弓監督は「1カ月遅れていい気持ちでやればいい」と焦らずに調整させる方針を示した。久保田は「良くなってきている中で無理してやることもない。なったものは仕方ない。少しでも早く戻りたい」と話した。

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2009年2月6日のニュース