慶大・相沢 最終学年7勝も野球人生卒業へ

[ 2008年12月29日 06:00 ]

慣れ親しんだ慶大グラウンドのブルペンに別れを告げる相沢宏輔投手

 慶大の相沢宏輔投手(23)が最終学年で7勝を挙げながら、卒業を機に野球をやめる。就職先は三井不動産。六大学連続無失点記録保持者で、88年ドラフト1位候補と言われながらプロ入りしなかった慶大の先輩・志村亮氏(42)の勤務先だ。11月末には食事に誘われ、社会人の心得も教わった。

 「加藤さん(07年大学・社会人ドラフトのヤクルト1巡目)と比べ自分の技量に限界を感じていた」。3年までリーグ戦2勝(3敗)も、慶大では83年以来の投手兼主将を務めると、春の早慶2回戦では6安打完封。周囲は社会人野球に進むべき、と翻意をうながしたが最後まで信念は曲げなかった。現在は仕事に必要な宅建と簿記3級の資格取得へ猛勉強の日々だ。
 「六大学にはプロに行くヤツもいる。僕は業界のプロになる」と相沢。神宮で戦った誇りを胸に社会人となる。

 ◆相沢 宏輔(あいざわ・こうすけ)1985年(昭60)8月25日、熊本県生まれの23歳。熊本3年夏の熊本大会8強が最高成績で甲子園出場はなし。慶大では1年春からベンチ入り。家族は両親と姉、兄。1メートル73、70キロ。右投げ右打ち。

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