田沢「高いレベルに挑戦したい」GMは「まず2Aで」

[ 2008年12月5日 08:55 ]

笑顔で入団会見する田沢

 レッドソックスと契約した田沢は、緊張した面持ちで入団の喜びを口にした。

 ―ユニホームを着た感想は。
 「やっと正式に(契約)できた。うれしい」
 ―入団の決め手は。
 「最初から評価してもらえたので、ここに決めた。育成プログラムもそうだし、日本人選手、日本人スタッフもいて心強く思えた」
 ―メジャーで勝負するための自分の武器は。
 「まだまだ通用するとは思っていない。球の速さも、変化球の切れも、すべてにおいて成長してから勝負したいと思っている。これは、というのはまだない」
 ―日本でプロにならずに直接米国に挑戦したのは。
 「最初は(日本の)プロ野球に行こうと思ったが、だんだんアメリカで挑戦したい気持ちが強くなった。素直に、高いレベルに挑戦したかった。何とか結果を出したい」
 ―チームメートになる松坂投手については。
 「自分にとっては雲の上の、遠い存在。(日本で)会い、どういう環境であるかとか、いろいろな話をしてもらえたのですごく良かった。最高の選手なので、少しでも学びたい」

 ▼レッドソックス・エプスタインGMの話 田沢は制球が良く、攻撃的な投球ができる。最初は2A(マイナー)が適切だと思うが、すぐにメジャーに上がってくると期待している。(共同)

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