中島の逆転2ランは完ぺきだった…

[ 2008年11月3日 00:04 ]

4回、中島の逆転2ランを喜ぶ渡辺監督(右)と大久保コーチ

 【西武2―3巨人】4回、西武・中島の逆転2ランは完ぺきだった。1打席目に打ち取られた高橋尚のシンカーに狙いを定め、カウント1―3からその球をコンパクトに振り抜いた。

 中島は「シンカーが来たので迷わずに振れました」と胸を張った。打球は左翼席の中段に消える、2試合連続の逆転打となった。巨人投手陣の徹底した内角攻めに苦しむ打線にあって、外に逃げる変化球に思い切って踏み込めるのが強みだ。
 「ちゃんと見られているので、内角攻めは全然気にならない」と言う。2ランが白星につながらなかったが、休養日を挟んで本拠で出直せる。「打てなかった人も、仕切り直しでいけますから」。リーダーらしく巻き返しを誓った。

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2008年11月3日のニュース