松坂、寝転がっても悔しい

[ 2008年10月22日 09:26 ]

ロッカー整理に訪れた球場で、記者の質問に答えるレッドソックス・松坂

 レッドソックスの松坂大輔投手は21日、ロッカー整理に訪れたフェンウェイ・パークで「敗北を受け入れたつもりだったけど、荷物整理をしながら負けを実感した」と話し、2連覇を逃した悔しさをあらためてかみしめていた。

 個人成績は18勝3敗とチームトップの勝ち星を挙げ、防御率も2・90と昨季に比べて大幅に改善した。だが、当然ながらワールドシリーズに勝って迎えた昨オフとは気分が違う。「去年は家に帰って、勝ったときのことを振り返ったりしなかった。ことしは悔しかった場面が、いくつも浮かんでくる。寝転がっているときとか…」
 10月は休養に充てるが、11月には早くも体を動かすつもりでいる。「(メジャー1年目だった)去年は精神的にも大変なシーズンだったので長めに休んだ。今年はまだ余力がある」。5月に肩の違和感から故障者リスト入りした反省を踏まえ、軽い筋力強化や肩のトレーニングなどから始める予定だ。
(共同)

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2008年10月22日のニュース