越智&山口万全!CSもフル回転だ

[ 2008年10月20日 06:00 ]

 クライマックスシリーズ(CS)第2ステージに向けて巨人は19日、フェニックスリーグに主力メンバーが出場。11日のレギュラーシーズン最後のヤクルト戦(神宮)以来8日ぶりの実戦で本番さながらの采配を振った原監督は「よかったと思う。あと1試合(20日、韓国・斗山ベアーズ戦)をやってみてですね」と満足顔で振り返った。

 ナインは18日に宮崎入り。ソフトバンクの2軍相手にベストメンバーを並べて臨んだ。投げては原監督が左右のタフネス腕をイニング途中で投入。今季チーム最多の68試合に登板した越智は4回2死から4三振を奪うなど1回2/3を無安打無失点。67試合に登板した山口も6回1死から1回2/3を無失点に抑えた。原監督は「実戦想定?そうです。イニングをまたぐということもできた」と手応えを感じていた。
 今季11勝を挙げて新人王候補の山口は「いい感じで(CSに)いけると思う」と笑顔。昨季はリーグV後、日程の関係で対外試合ができず、CSでは中日に3連敗。同じ失敗は許されない。日本一奪回へ、着々と準備は進んでいる。

 <グライ 40球調整>ジャイアンツ球場では投手陣の居残り組が練習。22日のCS第2S初戦の先発が有力視されるグライシンガーはシーズン中と同様、登板日の3日前にブルペン入り。8割程度の力で40球を投げ「肩やひじのコンディションを整えた。鶴岡とは何度かコンビを組んだので問題ないよ」と話した。20日もブルペン入りし、初戦に備える。

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2008年10月20日のニュース