涙の阪神ファン「岡田監督お疲れさまーっ」

[ 2008年10月20日 22:40 ]

中日に敗れたが、退任する岡田監督に感謝のメッセージを伝える阪神ファン

 【阪神0―2中日】敗戦のため息の直後、スタンドから岡田彰布監督の応援歌が聞こえてきた。20日に行われたセ・リーグのクライマックスシリーズの阪神―中日第3戦は、阪神が敗れ、辞任が決まった岡田監督にとってはラストゲームに。「本当にお疲れさま」。京セラドーム大阪(大阪市西区)に集まった虎ファンは、涙ながらに労をねぎらった。

 序盤から両チームともゼロ行進。息詰まる投手戦に、身を乗り出して観戦していた虎ファンたちも、9回表に中日の主砲ウッズ内野手の一発が飛び出すと意気消沈。最後の打者が倒れると「なんでやねん…」と肩を落とした。
 選手がベンチに引き揚げると、球場全体からは「岡田、岡田」の大合唱。15分以上のコールの後、グラウンドに現れた岡田監督が5回胴上げされ、目に涙を浮かべたファンたちは「バンザイ」を繰り返した。

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2008年10月20日のニュース