原監督 阿部のCSベンチ入りを示唆

[ 2008年10月14日 06:00 ]

二軍で調整中の選手がノックを受ける中、ボールを拾いながらウォーキングをする阿部

 右肩関節挫傷から復帰を目指す巨人の阿部慎之助捕手(29)が13日、川崎市のジャイアンツ球場で2日連続でリハビリを実施。原監督は22日からのクライマックスシリーズ(CS)第2ステージへの出場が微妙な阿部について“ベンチ入り”をほのめかした。

 「どういう形であれ(CSでは)ベンチに入るでしょう。主将だし、大きな役割を持っている」。大逆転でのリーグVを決めた10日のヤクルト戦(神宮)で右肩を負傷。CSに間に合うかは微妙だが、精神的な柱として、仮にプレーできない状況であってもベンチ入りさせる可能性を示した。

 前日に続いて左手1本でティー打撃を行った阿部は原監督の意向を伝え聞くと「うれしい。いいプレッシャーにして頑張る」と笑顔。14日以降に検査のために病院に行く可能性はあるが、患部の痛みは日を追うごとに引いている。この日、チームは休日だったが、脇谷が「阿部さんが練習してるのに、元気な自分は休めない」と同球場で打撃練習。阿部の存在の大きさを物語っていた。

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2008年10月14日のニュース