快勝も監督辞意で球児「複雑ですね」

[ 2008年10月13日 06:00 ]

<神・中>岡田監督は最後を抑えた藤川(右)を出迎える

 【阪神3-1中日】今季最終戦でCS第1ステージで戦うライバル・中日に逆転勝ち。連敗も4で止め、最高のムードで決戦に臨めるはずだったが、試合後のナインの表情は厳しかった。23年ぶりの日本一へのチャンスが残っている中での指揮官の辞任騒動だけに無理もない。

 岡田野球の“象徴”でもあったJFKの一角、藤川はこの日も試合を締めくくった。「特別な試合だった?特別というか…難しいね。いろんな思いがあった?そうやね」と慎重に言葉を選んだ。岡田監督の在任期間中、実に303試合に登板してきた右腕は「複雑ですね。岡田監督以上の(いい)監督はいるのかなというのが今の気持ち」とショックを隠せない。

 昨年は3位で臨んだCS第1ステージで中日に連敗。日本シリーズも含めるとチームはポストシーズン8連敗中だ。「監督に関して僕は触れようとは思わない」とは赤星選手会長。後任人事も難航が予想される中、今季終了後に辞任する指揮官の下でどこまでムードを高められるのか。勝負はわずか3試合。このままでは昨年の二の舞いを踏むことになる。

 ≪岩田 初の2ケタ勝利≫プロ3年目の阪神の左腕・岩田が初の2ケタ勝利を挙げた。5回以外は毎回走者を背負う苦しい投球だったが、6回5安打1失点。岡田監督が「9勝と10勝は違う」と送り出した最終戦のマウンドを白星で飾った。初回の無死一、二塁で和田の打球を二塁・平野が素早い動きで併殺打に仕留めるなど、バックに助けられた場面もあり「もしCSで投げさせてもらえるなら、もっとしっかりした内容で投げたい」と反省しきりだった。

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