ダル 苦手・屋外球場の大宮登板回避も

[ 2008年10月13日 06:00 ]

<オ・日> ファンにあいさつを終え、笑顔で引き揚げるダルビッシュ

 日本ハム・ダルビッシュの第2ステージでの登板が、当初予想されていた17日の第1戦(県営大宮)から翌18日の第2戦(西武ドーム)にずれ込む可能性が出てきた。試合直後、ダルビッシュは梨田監督に呼ばれて監督室へ。13日に先発する予定だったグリン、吉井投手コーチらと今後の予定について話し合った。吉井コーチは「第3戦がなくなったので、ローテーションをどうするか話をした」と説明。17日の先発については「今は言えない。言っちゃうと西武がローテーションを変えてくるかもしれないから」と変更を示唆した。

 絶対エースは11日に139球を投げて完投勝利。仮に第2ステージ第1戦をグリン、ダルビッシュを第2戦に回せば、中6日と休養十分での登板が可能になる。また、通算21試合で7勝9敗と決して相性の良くない屋外球場を回避できるのも利点だ。
 この日、ベンチ入りメンバーから外れたダルビッシュはモニターなどで観戦。第2ステージ進出が決まると、グラウンドに出て他のナインとともにファンに手を振って喜んだ。「勝ち抜け?ハイ。良かった」。次回登板に関しては「いや、それはまだです」としたが、真剣な表情で早くも次を見据えていた。11日はサエコ夫人(21)にプレゼントするためにウイニングボールをゲット。次なる白星も、再びの快投でつかみ取る。

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2008年10月13日のニュース