亜大 岩見が4安打完投勝利で中大下す!

[ 2008年10月10日 06:00 ]

 東都大学野球秋季リーグ第5週最終日は9日、神宮球場で3回戦2試合が行われた。亜大はエース岩見優輝投手(4年)が4安打完投勝利で中大を下して勝ち点3。激しい首位争いから頭ひとつ抜け出した。第2試合は青学大が延長12回の末、日大を下して今季初の勝ち点を挙げた。

【日程と結果


 亜大のエース岩見が制球に苦しみながらも「内角を突けた」。4安打1失点完投で今季3勝目でチームは勝ち点3として単独首位に立った。7日の1回戦では終盤に制球を乱して8回途中で降板。チームも完敗した。生田監督と2人でラーメンを“やけ食い”した際に「辛抱して3戦目頑張れ」と励まされて奮闘したエースは、4季ぶりの優勝へ「1戦を大事に戦いたい」と気合を入れていた。

 <青学大 政野が勝ち越し打>前日に続いて、延長戦で青学大・政野が勝ち越し打。神奈川・桐光学園では主将として昨夏甲子園にも出場した1年生は12回2死一、三塁から二塁手のグラブをかすめる右前打に「絶対勝ちたかった。落ちろ、落ちろと念じながら走った。思いが通じた」と大粒の汗をしたたらせた。3時間31分の激闘を制して今季初勝ち点を挙げた河原井監督だったが「まだ最下位」と表情は厳しかった。

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2008年10月10日のニュース