好調、岩村「スイッチ入った」

[ 2008年10月10日 09:05 ]

ア・リーグ優勝決定シリーズ第1戦前日の練習で、笑顔を見せるレイズ・岩村(右)

 レイズの岩村は、球場入りする車の中で「(気持ちの)スイッチが入った。一気にワクワク感に変わった」という。

 リーグ優勝決定シリーズ開幕前日の9日も、レイズは通常の試合前と変わらない練習。岩村は大飛球を連発して好調ぶりをアピールした。
 ロッカールームで「これだけ報道陣が集まると空気が違ってくる」と岩村。地区シリーズは打率3割8分9厘の活躍で、地元報道陣の注目の的になり、練習途中にシリーズを中継する放送局からインタビューを受けた。第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)米国代表監督で、今回は解説者を務めるバック・マルティネス氏は「シリーズの鍵を握る選手だと思う。放送でイワムラの話題を取り上げるつもりだ」と話した。
 経験豊富な昨年の覇者レッドソックスに対し、若さと勢いで立ち向かいたいレイズ。「自分たちの野球を最後まで見失わないようにしたい。雰囲気を楽しみながら流れに任せたいと思う」。岩村は“いつもの野球”で大舞台に臨む。(共同)

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2008年10月10日のニュース