ハム “スモール”でオリ撃破へ!

[ 2008年10月9日 06:00 ]

リラックスして練習に臨むダルビッシュ

 オリックスとのCS第1ステージ突破へ、日本ハムの梨田監督が“スモールベースボール”を掲げた。札幌ドームで行われた紅白戦では随所で小技を駆使。白組の2回1死一塁で鶴岡が右前打でランエンドヒットを決め、一、三塁とし飯山がスクイズ成功。また、今季盗塁のない金子誠に二盗(結果はアウト)を仕掛けさせるなど、あらためてナインに“機動力”の重要性を意識させた。「短期決戦だからね。飯山、鶴岡のときはスクイズもあるよ」と梨田監督はニヤリ。昨年まで所属した古巣と対戦となる真喜志守備走塁コーチも「相手投手は若くて経験も少ない。足でかき回したらチャンスは広がる」。捕手・日高は盗塁阻止率・221とリーグワーストの“弱肩”だけに、相手のウイークポイントにつけ込んで勝機をうかがう。

 ≪ダル 余裕の調整≫11日のCS第1戦に先発するダルビッシュがブルペンで70球の投球練習、「球はまあまあ。本番までに完ぺきになる?大丈夫です」と余裕の表情を見せた。シーズンでは防御率1点台ながらタイトルは無冠に終わったが「それも凄いことじゃないですか。僕はチームが日本一になればいいと思っている」。ただ「沢村賞も獲れなかったらヤバイッスね」と、ちょっぴり揺れる胸の内を明かしていた。

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2008年10月9日のニュース