ブラウン監督 条件不服で態度保留

[ 2008年10月9日 06:00 ]

 続投を要請されている広島のマーティー・ブラウン監督(45)は8日、広島市民球場内の球団事務所で契約交渉したが、態度を保留した。

 約2時間半の交渉を終えた鈴木球団本部長によると、1年ごとに更新してきた従来の球団方針に従い、再び単年契約を提示。しかしブラウン監督はこれを不服として複数年契約を求めたもようだ。今季4500万円の年俸面でも折り合わなかった。「契約の話はあまりしてない。次回?球団からの連絡を待っている」とブラウン監督は言葉少なだったが、鈴木本部長から報告を聞いた松田オーナーは「想定外。(条件面は)譲るつもりはない」とピシャリ。今後は球団の弁護士と、ブラウン監督の代理人との間で交渉を継続する。

 ≪緒方 来季もコーチ兼任で現役続行≫広島の緒方が、来季もコーチ兼任で現役を続行することが確実になった。広島市民球場内の球団事務所で鈴木球団本部長から要請された。同本部長は「プレーヤーとしての難しさはあったろうが、彼の存在感は来年も必要だと思う」と説明。12月で40歳になる緒方も、来季に向け「頑張るだけでしょ」と話した。

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2008年10月9日のニュース