青学大 代打・鈴木がサヨナラ打

[ 2008年10月9日 06:00 ]

 東都大学野球秋季リーグ第5週第2日は8日、神宮球場で2回戦2試合が行われた。第1試合は青学大が代打・鈴木快内野手(4年)のサヨナラ打で日大を下し、1勝1分けとした。第2試合は亜大・下平恵司外野手(3年)が2安打2打点と活躍し、中大に雪辱。1勝1敗のタイに持ち込んだ。

【日程と結果


 青学大は、代打・鈴木がリーグ戦通算2打席目で値千金のサヨナラ打だ。北海道から駆けつけた両親が見守る中、延長10回2死三塁から直球を振り抜き「4年として決めてやろうと思った」と初安打に目を赤くした。旭川東から一般入学し、長打力を買われて3年春からベンチ入り。全体練習後に毎日3~4時間、マシンで打ち込みを重ねる努力家で、独立リーグ挑戦のためにプロ志望届も提出している。2部降格を目前にしながらの6試合ぶりの白星に河原井監督は「もう、うちは下が見えているが、鈴木はよく打ってくれた」とねぎらっていた。

 <亜大 下平チームの全打点叩き出す>7日に務めた4番から本職の1番に座った下平がフル回転。初回に先頭打者本塁打を放つと、8回にも中越え適時二塁打。チームの全打点を叩き出す活躍に「1番は好き。中大の投手は球威があるのでコンパクトに振った」と胸を張った。中大、東洋大と優勝争いを展開中とあり「あすは絶対勝って優勝まで行きたい」と気を引き締めた。

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2008年10月9日のニュース