岩村 松坂対策は「私情を挟まずシンプルに」

[ 2008年10月9日 09:05 ]

リーグ優勝決定シリーズを控え、守備練習をするレイズ・岩村

 プレーオフ初出場のレイズの練習は約1時間半、レギュラーシーズンの試合前とほぼ同じフリー打撃で切り上げた。

 選手の表情は明るく、和やかな雰囲気で、地区シリーズで活躍した岩村も鋭い打球を左右に打ち分け、合間にコーチや選手と談笑していた。7日の休養日は「家でぐったりしていた」。8月から風邪の症状が抜けない状態が続き、この日も鼻声。しかし「グラウンドに出たら関係ない。100パーセントの状態で初戦を迎えられればいい」と話した。
 レッドソックスは、レギュラーシーズンで乱闘騒動も起きた因縁の相手で、前年のワールドチャンピオン。岩村は「過去のことは知ったことではない。このシリーズに必要なものだと思わない。勝ったものが強い」と強調した。
 相手の第1戦先発は松坂。岩村は「彼の場合は大舞台に強い」と警戒する一方で「いろいろな私情を挟まずにシンプルに。いつも以上の勝負ができればいい」と話していた。(共同)

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2008年10月9日のニュース