安藤4回2失点降板…「何もありません」

[ 2008年10月8日 21:35 ]

3回巨人1死満塁、李スンヨプに先制の2点二塁打を打たれた阪神先発の安藤

 【神1-3巨】大事な一戦を任された阪神の安藤は、4回まで毎回走者を出す苦しい投球。5回に代打が送られ、4回2失点で降板した。

 制球がぴりっとしなかった。3回に1死満塁のピンチを迎えると、李スンヨプに2点二塁打。やってはいけない先制点を与えてしまった。
 久保チーフ投手コーチは「頑張ってくれた。1人だけに責任を押しつけたくない」とかばい、安藤は「何もありません」とだけ話した。

 ≪阪神オーナー「残念だな」≫阪神の坂井オーナーも大一番の試合を観戦した。勝てば優勝へぐっと近づく一戦だったが、最後まで巨人をとらえ切れず、何度も「残念だな」と繰り返した。
 6日のヤクルト戦で左手に投球を受けた赤星が、完治していない中で出場するなど苦しいチームの状況には「よくやっていると思うけど、結果は結果として受け止めないとしょうがない」と話した。

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2008年10月8日のニュース