メジャー挑戦の田沢が決意「日本には戻らない」

[ 2008年10月7日 16:18 ]

“田沢流メジャー挑戦”にペナルティー

 米大リーグへの挑戦を表明している社会人野球、新日本石油ENEOSの田沢純一投手(22)は7日、川崎市内の所属チームグラウンドで「まずは米国でやりたい。日本に戻ってくることは考えていない」と語り、あらためて大リーグに挑戦する決意を示した。
 日本プロ野球組織(NPB)は田沢の表明を問題視して協議し、6日の実行委員会では、ドラフト指名を拒否した選手が、外国のプロチームでプレーしてから日本に戻ってきた場合には、一定期間はNPBの球団と契約できないことを決めた。田沢は「悪いことはしていない。これで決意が揺らぐことはない」と断言したが、「次の人のことは考えていなかった。申し訳ないところもある」と話した。
 チームは8日からブラジルに遠征する。9月末から投球練習を再開したという右腕は「ブラジルでは2試合に登板する予定。自分の力を感じられたらいい」と抱負を口にした

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2008年10月7日のニュース