大竹 力投で広島救った!8回4安打無失点

[ 2008年10月3日 06:00 ]

<ヤ・広>スタンドの声援にこたえる大竹

 【広島1―0ヤクルト】崖っ縁のチームを広島・大竹の右腕が救った。「1球1球を大切にという気持ちで投げた」と大胆かつ丁寧に8回を4安打無失点に抑え、連敗ストップに貢献した。期するものがあった。中6日で9月29日の阪神戦で投げるはずだったが、阪神との相性の悪さを理由に先発を飛ばされ、この日、中9日で登板。開幕投手のプライドが傷つけられても不思議ではなかったが、悔しさを胸にしまいこみ、腕を振った。「(登板日は)監督が決めることだから。悔いを残さないように投げようと思った」。CS出場は依然厳しい。それでも大竹が一筋の希望を広島にもたらした。

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2008年10月3日のニュース