由規力投むなしく…ヤクルト負け越し決定

[ 2008年10月3日 06:00 ]

 【ヤクルト0―1広島】ヤクルトはルーキー由規の力投もむなしく、今季の負け越しが決定した。自己最長の8回を投げ4安打無失点も、打線の援護がなかった。プロ最速タイの155キロを記録した直球と宝刀スライダーに、これまで1軍で投げていなかったカーブも織り交ぜた右腕は「自信がついたというか、いい意味で相手を見下ろして投げることができた」。これで通算21回2/3となり、8日横浜戦(神宮)が濃厚な今季最終登板で8回を超えると「30回未満」の新人王資格を失う“うれしい悩み”も。高田監督は「(交代は)打順が回ってきたしね。守備が痛かった」と失策で決勝点を献上した9回の守りを嘆いた。

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2008年10月3日のニュース