ラミ弾でドジャース先勝!斎藤も「うれしい」

[ 2008年10月3日 06:00 ]

 【ドジャース7―2カブス】ドジャースが敵地で逆転勝ちを収め、04年からのポストシーズンの連敗を4で止めた。トーリ監督は「粘って相手に球数を投げさせる。春先はできなかったことが大事な初戦でできた」と胸を張った。

 2点を追う5回。ボールを見極め、3四球で満塁として5番ロニーのグランドスラムにつなげた。そして主砲ラミレスが7回に自身の持つポストシーズン通算本塁打記録を25本に伸ばす左越えソロ。カーブをすくい上げる芸術的な一打に「自分がどう打ったかは分からない。あの場面ではどんな球にも対応できるようにしただけさ」とクールに語った。
 88年の世界一の後、ポストシーズンは通算1勝12敗だったが、守護神・斎藤も温存できた。06年に次ぐ2度目の地区シリーズで初勝利に斎藤も「本当にうれしい。この勢いに乗りたい」と力強く話した。

 ≪黒田 一気にいく≫黒田が4日(日本時間5日)の第3戦先発へ36球のブルペン投球を行った。「カブスにはいい打者がたくさんいる。(この日先発の)ローのように丁寧に投げていくしかない」と表情を引き締めた。連勝で本拠地に戻れば自身の登板試合が地区シリーズ突破をかけた一戦となる。「プレーオフだからという硬さもない。流れもいいですし一気にいければいい」と話していた。

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2008年10月3日のニュース