Rソックス逆転先勝!全球種解禁松坂で王手だ

[ 2008年10月3日 06:00 ]

 【レッドソックス4-1エンゼルス】封印を解いて勝つ。レッドソックスが1日(日本時間2日)、アナハイムで行われた地区シリーズ開幕戦でエンゼルスに逆転勝ち。連覇へ好発進し、3日(同4日)の第2戦で先発する松坂大輔投手(28)に最高の形でバトンを渡した。今季エ軍に黒星をつけられている松坂も雪辱を宣言。全球種を最大限に駆使し、シリーズ突破王手を目指す。

【松坂ジャージ


 今季96回目となった勝利の儀式。松坂はマウンド付近でナインと力強くハイタッチを交わした。理想的な展開での白星スタート。「向こうがやりたかった野球をうちがやった」と納得して振り返っていた。
 次は松坂の出番だ。この日の会見では「昨年と比べると、自分のペースをつかみながらこられた。いい状態」と自信ありげ。エ軍には7月28日に5回6失点で黒星を喫しただけに「借りはしっかり返したい」と、闘志を燃やした。
 攻略の自信はある。前回対戦時は打者2巡目まで1失点に抑えたが、3巡目に入ると2被弾を含む4連打で降板。「2、3巡目とどんどん対応してくる。個々の力だけじゃなくチームの強さを感じる。もっとメリハリをつけないと」と反省していた。カギを握るのが全球種の解禁だ。シーズン中は調子のいい球種1つを軸とした投球が多かったが、今回は多彩な球種で的を絞らせない。女房役のバリテックも“7色の配球”を明言。特にスライダーとシュート系ツーシームを組み合わせ内外角に投げ分ける投球術に「1つのコースでも多彩な攻め方ができる。打者が最も嫌う混乱する投球がね」と不敵な笑みを浮かべた。
 これでチームは球団タイのポストシーズン8連勝。さらにエ軍戦は10連勝で、1球団に対しての大リーグ記録に並んだ。世界一に輝いた04年、そして昨季はともに地区シリーズでエ軍に3連勝してから進撃が始まった。「昨年最後まで経験できたことは大きい。成功も失敗も含めてその経験を最初から生かしたい」。勢いを止めるわけにはいかない。松坂が王手をかける。

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