JFKで逆転食らった…阪神まさかの●

[ 2008年10月3日 22:07 ]

8回、ヤクルト1死満塁、打者川本のとき、暴投で同点に追い付かれ舌を出す藤川

 【ヤ7―5神】阪神は救援陣が崩れて逆転負け。5―0の7回に久保田、ウィリアムスの乱調で4点を返された。8回はアッチソンが1死満塁とされ、代わった藤川が暴投と川本の二塁打で逆転を許した。ヤクルトの阪神戦連敗は5でストップした。

 ≪誰もが虎の勝利だと…≫3年ぶりの優勝に向け、阪神の最後の遠征が始まった。10日までの7試合。8日には巨人戦が控え、この1週間ですべてが決まるはずだ。大事な初戦で、打線が活発だった。
 0―0の4回だった。先発に復帰して2試合目の新井と、金本の連打で無死一、二塁。今岡が三振に倒れたが、続く鳥谷が右前打を放つ。右翼手前への飛球だったが、二塁走者の新井が判断良くスタート。好走塁で先制点をもぎ取った。鳥谷も「新井さんの走塁に助けてもらった」と感謝した。
 5回は2死二、三塁から、金本が歩かされて満塁。今岡の打席で、初球が暴投となってまず1点。さらに、今岡が2点左前打を放った。「思い切りいくだけの場面。走者をかえせてよかった」と今岡は喜んだ。6回にも下位で好機をつくり「みんなに打たせてもらった」と、赤星が左前へ適時打。一気に畳み掛け、リードを広げた。
 しかし、救援陣が崩れた。7回に1点差とされ、8回は1死満塁から代わった藤川が暴投と川本に二塁打を浴びて5―7。まさかの逆転負けを喫した。

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2008年10月3日のニュース