炎のストッパー「津田プレート」公開中

[ 2008年10月3日 20:01 ]

 今季限りで51年の歴史に幕を下ろすプロ野球広島の本拠地、広島市民球場で「炎のストッパー」と呼ばれた故津田恒実投手を顕彰する銅板、通称「津田プレート」が9月29日から一般に公開されている。

 真っ向勝負でファンを魅了した津田投手は1993年に脳腫瘍のため、32歳の若さで他界。その功績と人柄を称え、一塁側ブルペンの柱に埋め込まれた銅板には「直球勝負」「笑顔と闘志を忘れないために」などの文字が刻まれている。
 これまで見学には事前予約が必要だったが、希望が殺到しため、開放を決定。球場関係者は「4日間で約1200人が見学に来られた。県外からの方も多い」と驚いている。見学時間は午前9時から午後4時半までで、来年3月までの予定。
 プレートの今後については未定で、ファンからは「ぜひ、新球場にも設置してほしい」との声が多く挙がっている。

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2008年10月3日のニュース