由規無失点「相手を見下ろして投げられた」

[ 2008年10月2日 22:03 ]

1回、ヤクルト先発の由規は、先頭打者東出に豪快な暴投

 【ヤ0―1広】ヤクルトの新人、由規は今季最長の8回を投げて4安打6奪三振無失点。勝利には結び付かなかったが、高田監督が「満点」と絶賛する102球だった。

 これまでは前半から飛ばしてスタミナ切れ、という場面が目立った。だが、この日は「7回から全力でというのが頭にあった」という。7回は広島の中軸を3者連続三振。「力を抜いて投げるコツをつかんだ」
 宮城・仙台育英高の恩師、佐々木監督からは「経験すればするほど、怖さが出てくるだろう。そういう時こそ強気で投げろ」と教えられた。今季5度目のマウンドに立った由規は「相手を見下ろして投げられるようになった」と着実に自信をつけている。
 まだ18歳。将来のエースに、ファンはヤクルト復活の希望を見たに違いない。

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2008年10月2日のニュース