この男を忘れない…高木浩之がファンに別れ

[ 2008年9月29日 06:00 ]

ファンの声援に応える高木浩之

 【西武2―7オリックス】いぶし銀のプレーで人気のあった西武・高木が、14年間の現役生活に別れを告げた。右目の視力障害の影響などもあっての引退。8回、代打での最後の打席は二ゴロ。9回には二塁守備にも就いた。セレモニーでは電光掲示板に同期入団の西口による「この男を忘れない」などのメッセージが流れ「聞いてなかった。反則だよ」と大粒の涙。「悔いはありません。幸せです」とあいさつし、仲間の手で4度胴上げされた。今後は指導者として第2の野球人生をスタートさせる。

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2008年9月29日のニュース