イチロー3本足らず…“張本超え”は来季に

[ 2008年9月29日 07:24 ]

アスレチックス戦の1回、右中間二塁打を放つマリナーズのイチロー

 マリナーズのイチロー外野手は28日、今季最終戦となるシアトルでのアスレチックス戦に「1番・右翼」で出場、第1打席で右翼へ二塁打を放った。以後は遊ゴロ、投野選、遊撃内野安打の4打数2安打で、日米通算3083安打止まり。張本勲氏が記録した日本最多記録の3085安打を抜くにはあと3本及ばず、“張本超え”は来季へと持ち越された。試合はマリナーズが4-3で勝った。08年のイチローは213安打、打率3割1分でシーズンを終えた。

 イチローはオリックス時代の9年間で1278安打、マリナーズでの8年間で1805安打を積み上げた。今季は7月29日に日米通算3000安打に達し、今月17日には、107年ぶりに大リーグ記録に並ぶ8年連続シーズン200安打を記録した。

 ▼マリナーズ・イチロー外野手の話 僕がずっと記録を追いかけていたのに、何かに追われているイメージがずっと付きまとっていた。(最多安打にとどかず)具体的に目標としていたので、できなかった感じは残る。でも最後まで集中させてもらったのは張本さんの数字のおかげ。張本さんはそのために記録をつくったわけではないが、感謝しています。

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2008年9月29日のニュース