加賀美 「人生初」15K初完封勝利

[ 2008年9月22日 06:00 ]

<立大・法大>雨の中、15奪三振で完封勝利を飾った法大・加賀美

 東京六大学野球秋季リーグ第2週第2日は21日、神宮球場で2回戦1試合が行われた。法大は先発の加賀美希昇投手(2年)が6安打15奪三振でリーグ戦初完封をマークし、立大に3―0と快勝。1勝1敗のタイとした。東大―早大戦は雨天のため、22日に順延となった。

 14日の慶大戦で初先発初勝利を挙げた法大の加賀美が「人生初」という15奪三振の快投を演じた。3番・田中を4打席連続で三振に仕留めるなど球威は十分で、9回に自己最速タイの149キロをマークした。今夏は大学近くの多摩川河川敷を連日約10キロ走り込んで下半身を強化。「9回はいっぱいいっぱいだったけど、力を振り絞って投げた」と振り返った。打撃陣も1年生の長谷川が2回に先制の左越え2ラン。下級生の活躍に金光監督は「加賀美は本番で力を発揮するタイプ。長谷川も成長したよ」と頼もしそうに話した。

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2008年9月22日のニュース